精霊の守り人ドラマ版の原作との関係は?

精霊の守り人には原作の小説が存在します。
そんな原作の小説とドラマの話数とどこが関連しているかが気になります。
ドラマは時間の制約上、カットされたシーンや脚本化するにあたり変更されたシーンや設定が多数あるんですね。
だからドラマを見た後、あのシーンってどういう意味だったんだろうとか、この話はここでの伏線だったのかっていうのが小説を読むことでより詳細に理解できます。
ドラマ版には、少なからず人間関係にも変更が入っているのでそういった点を意識しながら読んでも面白いですね。
精霊の守り人には原作小説以外にも漫画、アニメ化もされています。
ストーリー的には漫画版もアニメ版もドラマのシーズン1相当の話しかフォローしていませんが非常によくできているので機械があればぜひ見てもらいたいですね。
目次
精霊の守り人 原作について
精霊の守り人は上橋菜穂子さん著書のファンタジー小説。
架空のお話です。
1996年7月~2007年2月の間で刊行されています。
児童文学として出版された小説だが大人にもファンが多い物語。
主人公となるバルサは年齢が30過ぎの女性用心棒。
子供向けの小説としては珍しいんですよね。
その後
2006年8月よりNHK-FMにて「精霊の守り人」ラジオドラマ化(全10話)。
2007円4月より精霊の守り人シリーズの「闇の守り人」がラジオドラマ化(全10話)
上記のラジオドラマを聞ける場所を探してみましたが残念ながらすべてを現在でも聞ける場所は正式には存在しないようですね。
NHK-FMの青春アドベンチャーという番組の中で1話15分の番組として放送されました。
また、2016年の精霊の守り人シーズン1が放映される前にNHK-FMで再放送されたそうですね。
残念ながら自分はラジオ版の存在を当時は知る由もなかったわけですが。
とある場所では一部だけ聞くことができますが、説明的な語りと声優さんの掛け合い、音による演出とラジオドラマの中で精霊の守り人の世界観をうまく再現しているなあと感じましたね。
闇の守り人を一度全話聞いてみたいものです。
追記:2017年1月16日~闇の守り人ラジオ版がラジオNHK-FMで再放送されます
詳細はこちの記事にまとめています
2007年4月7日~9月29日 NHK BS2にて全26話でアニメ化されています。
監督は、攻殻機動隊のテレビアニメ版でおなじみの神山健治監督。
原作者の上橋菜穂子さんが神山健治監督のファンであったことは単なる偶然だったらしいですね。
ちなみにわたしも神山監督のアニメは好きで「東のエデン」に限っては全巻ブルーレイで揃えてしまったほど。
同じく2007年には藤原カムイ作画で漫画化もされました。
漫画雑誌「少年ガンガン」で2007年4月から連載されていた漫画。
雑誌の購入年齢層にはあまり話の内容は合わず、それほど人気が出ることもなく終わってしまったようです。
作画の藤原カムイさんの画力は優れているので漫画としては問題はありません。
後にやたらと豪華な愛蔵版として再販売されました。
そして2016年 NHK総合テレビにて綾瀬はるかさん主演で実写ドラマ化。
ドラマ版は2016年に4話、2017年9話、2018年に9話、3年かけて全22話で放送が行われる予定となっています。
脚本には、原作者の上橋菜穂子さんも積極的にかかわっており精霊の守り人の世界観が壊されずにドラマ化されましたね。
精霊の守り人 原作小説
精霊の守り人シリーズは全12冊の小説が発刊されています。
守り人シリーズとしては2007年の天と地の守り人 <第3部>で完結しています。
現在アニメ版、ドラマ版は 精霊の守り人から天と地の守り人の中から原作として脚本が作られています。
1996年初版 精霊の守り人
1999年初版 闇の守り人
2000年初版 夢の守り人
2001年初版 虚空の旅人
2003年初版 神の守り人 <上> 来訪編
2004年初版 神の守り人 <下> 帰還編
2005年初版 蒼路の旅人
2006年初版 天と地の守り人 <第1部> ロタ王国編
2007年初版 天と地の守り人 <第2部> カンバル王国編
2007年初版 天と地の守り人 <第3部> 新ヨゴ皇国編
2008年初版 流れ行く者 守り人短篇集
2012年初版 炎路を行く者(短編集)
原作は全部で12冊で出ており、バルサが主人公として登場する話は「守り人」
チャグムが中心となって話の進む物語が「旅人」となっているのでバルサの話だけでいいのであれば「守り人」を順に読んでいけばいいですね。
最後の短編集はバルサの過去の話について書かれています。
一番最初の話ですでにバルサは「8人の命を助ける為に旅をしている」「チャグムはその8人目」と言っているようにバルサの旅は以前にも存在しているのでその話が描かれているんですね。
小説版は現在では偕成社と新潮文庫から販売されています。
さらにAmazon、楽天Kobpなど各社から電子書籍版も販売されています。
小説版(電子版)
守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
守り人シリーズ電子版 2.闇の守り人【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
守り人シリーズ電子版 3.夢の守り人【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
守り人シリーズ電子版 5.神の守り人 上 来訪編【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
守り人シリーズ電子版 6.神の守り人 下 帰還編【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
守り人シリーズ電子版 8.天と地の守り人 第一部ロタ王国編【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
守り人シリーズ電子版 9.天と地の守り人 第二部カンバル王国編【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
守り人シリーズ電子版 10.天と地の守り人 第三部新ヨゴ皇国編【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
【番外編】 守り人短編集 流れ行く者【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
【番外編】 守り人作品集 炎路を行く者守り人作品集【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]
小説版
守り人シリーズ
漫画版 精霊の守り人
精霊の守り人 1巻【電子書籍】[ 藤原カムイ ]
精霊の守り人 2巻【電子書籍】[ 藤原カムイ ]
精霊の守り人 3巻【電子書籍】[ 藤原カムイ ]
精霊の守り人 シーズン1 原作との関係
放送日
- 第1回 2016年3月19日 女用心棒バルサ
- 第2回 2016年3月26日 王子に宿りしもの
- 第3回 2016年4月2日 冬ごもりの誓い
- 第4回 2016年4月9日 決戦のとき
精霊の守り人シーズン1は原作「精霊の守り人」と「流れ行く者」が脚本の原作になっています。
バルサがチャグムと出会い旅をしていく話とバルサの過去を描いたものがドラマとして描かれました。
精霊の守り人シーズン1ドラマ版のあらすじはこちらの記事に記載しています。
精霊の守り人 外伝 原作との関係
2016年12月より放送された「精霊の守り人外伝」。
この外伝には原作というものが存在せず、原作者の上橋菜穂子さんによるオリジナル脚本で制作されたエピソード。
わずか4分のお話ですがシーズン1でお尋ね者となったバルサの経験した不思議な物語が描かれています。
精霊の守り人 シーズン2 悲しき破壊神 原作との関係
精霊の守り人シーズン2は原作中の中盤の4冊が脚本となります。
「神の守り人 <上> 来訪編」「神の守り人 <下> 帰還編」
「蒼路の旅人」「天と地の守り人 <第1部> ロタ王国編」
精霊の守り人 シーズン3 原作との関係
精霊の守り人シーズン3は原作終盤の下記が脚本となる予定です。
2018年放送予定
「闇の守り人」「天と地の守り人 <第2部> カンバル王国編」「天と地の守り人 <第3部> 新ヨゴ皇国編」